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2005年10月15日

(3)デモケースディスカッションの振り返り

福島さんの感想:
だませないなあ、というのが実感。
どんなことが帰ってくるかを想定しながら考えていたらブラックホールにはまってしまった。

議論したいことができたかどうか:
・設問1について、質問のシチュエーションのイメージが浮かばず、参加者の一員になりきれなかった。
・短いケースなので設問がない方がいろんな意見、見解が出たのでは。
・自分の議論したいポイント(参加者がお客さんという視点で見た場合)
・リーダーの進めたい方向が設問で見え隠れしていてやりづらかった。
・イチローと松井の議論のところをもう少しふくらませれば良かったのでは
・設問2で議論が盛り上がったので、設問3に進まずに、2で議論し続ければよかったのでは。
・「経営に正解がない」という点はこのケースのメインテーマではなかったのでは。
・ケースメソッドでの授業のメリット
○したかった議論の幅は非常に広かったと思われる
○その中で多くの人が掘り下げたいテーマを発見して議論でききってなかった
○多様な議論が出ることの功罪、多様すぎると雑になるという
○多様性の中から一歩突き抜けた時に何か出てくるもの

テクニカルなもの
・最初にMBA生にあてたのでテンションが下がった
・こういう答えを引き出したい、という気持ちが伝わってきたような気がした
・発言者の内容を繰り返すことが多かった
・箇条書きが発言への拘束力を持つ場合がある
・質問をどんどん並べて書いた方がよかったかもしれない
・時間が少なくなって次のポイントに進みたいときのきっかけは?
 →時間配分は大切、
○設問の連続性があった方が良い
○講師側の設問の意図を開示しても良い
○「good questionを下さい」という発言が無意識のうちにプレッシャーになる場合もある
○リーダーの発言量が多い、参加者発言の言い直しが多かった
 →参加者の発言量する時間が減ってしまう
 →発言者によって引き出された意見を拾うことが多様性を突き抜けることにもつながる

高木先生
このケースで何を学ぶか
峰島さんの持っている問題を乗り越える
峰島さんが解決して行くにはどうすべきか
というのが実践課題であろう。
言葉の定義論に陥っているので、
設問1として、
「峰島さんの持っている困難さはどこから来ていますか。」
「どうしてそうなったのですか。」
いろんなことが原因で困難な状況に陥っているので、それを抽出・整理することで、問題解決策が見えてくるのでは。
そして、設問2として、
「彼にどういうアドバイスをしますか。」
「ここに至るまでにどうすべきでしたか。」
「ここに至ってしまって、どうしたらいいですか。」

投稿者 motmaster : 2005年10月15日 12:41

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