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2005年10月15日

(6)ビデオ&スタディ

ビデオ教材
ケースリードの良い例、悪い例を見て検討

20051015_008.jpg

○ケースのスタートアップについて
レクチャーの切り出しとケースディスカッションの切り出し
ディスカッション授業をするにあたっては

○ケースディスカッションの終わらせ方について
・一旦終わらせて議論したい人だけ残る
・もっと手前から着陸態勢に入っておく
・意見がある人から何らかの方法で受け取ってレスをする
・残り時間を受講者にも認識させる

○理想的なディスカッション
・段々発言が豊かになっていくようにリードする
 →単語から文脈を持った文章に
・リーダーと受講者の距離感が縮まる
・準備してきたものを発言するうちに、討議中に気付いたこと、発見をどんどん発言する
 → 創発的な発言
・参加者が主体的に発言、議論を展開している
・講師が自分の意見を言いたいときには「自分の意見を言いたい」ということを表明してからが良い
 →立場上それが正解と思われてしまうので講師の立場ではなく、ということを言う
・生徒同士の価値観が異なる者同士の議論を止める
・講師は知識で勝っている訳ではなく、講師よりも詳しい者からは真摯に聞く姿勢
・意見を深めたい方向にリードしていくことも大事
・参加者のコンテクストが合致し始めて一つの方向に深まっていく
・前置きなしに別の話を始めたらどうすべきか
 →黒板を使ってコントロールする
   関係ない話もメモを取っておいて、元の話題に戻す
   時間がなくなってきたら、最後に講師がまとめの時にそのことを話す
・クラスでやっていることは、協働作業であり、その自覚した発言が出てくる


投稿者 motmaster : 2005年10月15日 16:14

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