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2005年11月12日

(3)デモケースディスカッションその1の振り返り

佐藤さんの感想:
自分なりに授業のイメージをして来たが、始まると頭の中が真っ白になった。
思考のスピード以上に議論が進展して黒板に書くので精一杯であった。
ディスカッションリーダーも一緒に学んでいるということを実感した。
(竹内さんより)
聞いて→理解し→板書し→リードする
これは最初は戸惑うが慣れてくる

コメント:
○論点の取り方、議論のしやすさ
・真剣さが伝わってきた
・曖昧な発言を明確にしてくれた
・発言者の意見を十分に聞いてくれた
・終わりに振り返りの時間を5分くらい取るべきか
 →まだ着地感のない討議ですが、着陸をするという意識を持つ
・結論を導き出す内容ではないので、討議して深まったので良かった
・生理的に受け付けなくなった時にどうすればいいか 
・議論が白熱してきたら、黒板に書かなくても発言者の意見を良く聞いてリードに専念した方がよかった?
・議論の盛り上がり、山谷を感じられた授業
 →ケースリーダーがどの位シフトアップ出来るか、タイミング
・シフトアップしたいけれど参加者が乗ってこなかったとき
 →自分でそこに持っていきたいときは「もう少しこの内容で議論しませんか」と明示する
・グループ討議がなされているときに設問1はグループのまとめを発表することからはじめても良いのか
 →そういうやりかたもあります
・考えていて沈黙しているのか、つまらなくて沈黙しているのかの見極めは?
 →リーダーの感受性

○板書の意味
・参加者の意見を受け容れたことの意思表示
・この内容を先に進めましょうという意思表示 
これらが認められるならば書かなくて良いときもある
そのときには参加者に明言すると良い
・議論の中で問題の構造化、問題の重要度など構造を保持した方が良い場合、議論を可視化することができる
・板書係を別に置くことについて
まとめる力要約力等がスキルとして必要であるが係を置くことも可
但し、講師が受講生の成績をつける関係にあるとき、板書係を受講生にさせるときにはその関係が逸脱するリスクを持つことを考慮すべき

=高木先生より=
クラスが成熟してきているので、ケースリードが未熟でもこの場では出来ているが初心者を集めての本番のケースリードは厳しいということも心の片隅に留めておいて欲しい

投稿者 motmaster : 2005年11月12日 12:24

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