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2005年11月12日

(5)デモケースディスカッションその2の振り返り

講師の授業設計・意図
教育目的
設問1.
・組織に加わって活動するとき、その内部に入らないとその情報は入手できず、さらに少しずつしか表出されない
・事前の目標は事後にしか修正できない
設問2
・経営者の経営動機
・経営者の経営規範は経営者の価値観や性格に依存する部分が多く、多様
設問3
・キャリア意思決定を様々に模擬する

時間配分
大体3等分くらいを予定

今年は想定の範囲内
昨年のケースでは自分の問題として捉えて議論した

○設問1の意図は
限定的ではない設問で広く問題点を抽出させたかった

○挙手をしない人に発言させるべきかどうか
原則論はなく、色々な発言を重ね合わせることで学ぶ状況で、発言しない人タダ乗りは不公平だという価値観は持つべきで、何らかの手を打った方がよい、それをどう対処するかは様々

○板書の使い方
加藤さんの話と社長の話で分けるやりかたもあれば
キャリアの話と経営の話で分けるやりかたもある
ある程度想定はする

○最後に意思決定を全員に聞いた意図は
全員の意思決定の分布を知りたいだろう
将来の意思決定をする時に多くの人はどうするのかが参考になるかも

○人のケースを使うとき、最初のケースの時にどのくらい事前準備をするか
場面で異なる
設問2をどう進めるか、が頭の中にもたげている期間が3週間くらいあった
読んで内容の予習に3時間程度
クラスがどう動くかを考えるのが色々なときに
ケースの周辺情報を習得するのにはケースにもよる、戦略のケースなどは時間が多い
最初に使う前には事前に読んでもらって何でも良いので意見をもらう
→どんな議論が出てくるかを想定する

○黒板に書くのはフレーズ?キーワード?
キーワードでわかるものはキーワード、わからないものはフレーズを書く


投稿者 motmaster : 2005年11月12日 16:33

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